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1970年代後半、我々がロック少年、フォーク少年だった頃、Gibsonレスポール・スタンダードの新品価格は 312,000円(1978年)でした。
Fenderストラトキャスターの新品は 220,000円、周りでUSA製の本物?を持っている人はいませんでした。
現在ならいても不思議じゃないかもしれませんが、中学生・高校生の身分でFenderやGibsonは夢のまた夢、国産コピーモデルですら簡単に買えなかった時代です。
初めて本物を弾いたのは高校2年に出た地元のライブで中学の先輩から借りたストラトキャスター、 "GetBack"を弾いたのが最初です。(めっちゃ弾きやすかったのを覚えています)

そこで、FPバルタン の簡易分析、1978年の 312,000円は現在の価値(2019年)でいくらでしょうか?!
消費者物価指数(CPI)ベースでは 476,186円(1.53倍)、
国内総生産(GDP)ベースでは 377,609円(1.21倍)です。
因みに1978年の大卒初任給は 105,500円、現在の価値で 149,671円です。
ということは1978 Gibson Les Paul Standard は給料の3ヶ月分!!!。
(現在のGibson Les Paul Standard は20万前後なので大卒初任給 208,826円 とほぼ同じ)
そんな高いギターを買える中高生なんて当時でも親が自営業や会社経営者のボンボン息子くらいでしょう。

昨今ジャパンヴィンテージと言われる日本製のコピーモデルは、当時 50,000円のギターなら現在価値で76,312円!10万円のモデルなら152,624円!!
そもそも日本製のコピーモデルと当時の本物を比較すること自体がナンセンスであることがお解りいただけると思います。

そして当時の国産コピーモデルは品質も良く値段がオリジナルの1/6 となれば、本家も黙って見ていられなくなったという大人の事情がありました。
(1977年以降日本の各メーカーが提訴されますが本家USAのメーカー側は敗訴)
こうして日本製のFender(フェンダージャパン)やGibson(オービル/エピフォン)ブランドが作られました。
製品としてのクオリティーが高い日本製とはいえ、そこは本家本元オリジナルではないので、多少造りがラフなUSA製であっても価値は下がらなかった反面、本家の経営状態は悪化しました。
現在も再建中の本家筋、日本法人も細々と営業中。大丈夫?



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因みに当時のGrecoのレスポールコピーモデルは、1970年代後半のオリジナルレスポール同様メイプルネックを採用していて、安いコピーモデルにもかかわらず、トラ杢のヨーロピアンメイプル(ホワイトシカモア)を使用していたりします。
(私のギターもそうです・・・)上位のモデルはメイプル単板ですので、さらにサスティーンが長い音なのではないでしょうか。
そう考えると70年代後半のものは少し異質なレスポールモデルと言えます。
確かにサスティーンは長く、アタックも強くボディー鳴りがこれまで手にしたオリジナルレスポールよりも大きいことに驚きました。
しかも重い!!
1976年からメイプル3ピースネックになったオリジナルギブソンは1980年代以降は元のマホガニーネックに戻されます。

ヴィンテージギターはどれも価格が高騰していますが、ヴィンテージを使うこだわりは音優先というよりも工業製品としての希少価値に対するものではないでしょうか。
それは国産ヴィンテージにも言える気がします。
マニアになると材質の異なるギターが何本でも欲しくなるという中毒性がある?・・のかもしれません。



フジゲン 
フジゲンカスタムハウス



次回予告!
このアンプすごくイイ!!!おすすめします。
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ギタリストでもないのに、BOSS好きの私が(と言うわりにIbanezTS-9がいる)無謀にもエフェクターボードを作ってしまい自己満足中。
歪み系はJan Rayをはじめたくさんの人気機種がある中で、私はBOSSとMAXONが昔から好きなので、Tube Screamer(TS-9)をブースターにして、BOSSの歪み系で味付けすることを選択しました。

ループは2系統、バイパスラインに空間系をつないでいます。
限られたスペースを有効に使用したいのでチューナーはBOSS TU-12をベンチに下げてKORGの小さいものをレギュラーにしました。
また、マジックテープで固定するのが嫌なので、ウレタンで囲んで前後の列にも段差をつけました。
(奥の列を踏んだ時に前列のツマミ類にできるだけ当たらないようにするため&アウトプットジャックの高さを底板の縁よりも高くするため)
5mmと15mmのウレタンで高さやホールド状態を調整しています。
底上げしているのとフタにも波形ソフトウレタンを付けているのでフタを閉める際はギリギリです。

アコギ用ライン(空間系)エレキ用ライン(歪み系)
BOSS CS-2 Compression SusrainerIbanez Tube Screamer TS-9         
    (MOD TS-808)
BOSS DM-2w Analog Delay
   WAZA CRAFT
BOSS Over Drive OD-3 
BOSS DC-2w Dimension C 
   WAZA CRAFT
BOSS Distortion DS-1
   (MOD 銀ネジ)
BOSS RV-5 Digital ReverbBOSS Equalizer GE-7

今回は半田付不要のソルダーレスパッチケーブルを使いましたのでトータルコストはアップしました。
個人的にはソルダーレスケーブルは私のようにケーブルテスターを持っていればいいのですが、お持ちでない方にはあまりお勧めしません。
理由は細いケーブルを使用するので、被覆の剝がし方や絶縁状態が悪いと断線の原因になります。
アンバランス接続ではこのような接続状態ならOKですが、PIN2/TIPが他のPINと接触しやすいのでテスターで確認しながら結線する必要があります。
Unbalanced.jpg



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ライナー券_480
方向幕ライナー

私が社会人1年生の1986年に誕生した「湘南ライナー」。
以来35年間、私の会社員人生と苦楽を共にした通勤電車がラストランとなった昨日、東京駅での光景は緊急事態宣言下とは思えないほどの鉄道ファンであふれていました。
私は上野駅から普通電車に乗りボックス席の窓から185系を待つ人々を見ながら帰ってきました。

500円の幸せは缶ビールとチーカマを買い、心のオンオフ切り替えをする時間でもありました。
昨日で最後となると知ってから乗ったライナー券は捨てずに取ってあります。

185系の特徴は逆三角形の特急マークが先頭車にある車両でありながら、特急踊り子はもちろん、急行やホリデー快速などの臨時列車、普通電車でも乗ることができた最後の国鉄車両です。

せっかく最終の湘南ライナー(東京駅 23:30発)に乗ったのに酔いが回り、気づくと小田原ということが過去1回だけではありません。
(上りの電車は当然ないのでタクシー代のほうが高くつくというオチです)

昨日の朝も、いつもの電車を待っていると貨物線を通過する「おはようライナー新宿」はほとんど人が乗っておらず、今日で最後なのに・・・と思いながらコロナ禍の寂しさも感じました。
この1年は朝の普通電車も空いていて、東京まで座れないことはまずありません。
そんなことからもコスト面の厳しさが垣間見えてきます。
東海道線での大きなダイヤ乱れもほぼなく、そのラストランがメディアで大きく取り上げられました。

数々の思い出とともに日々の疲れを癒してくれた湘南ライナーにあらためて感謝したいと思います。
【ありがとう湘南ライナー!ありがとう!185系】


BOSS EFFECTOR BOARD+

ギタリストでもないのにBOSS好きの私があろうことかエフェクターボードを作成しています。
このボードサイズに合う小型チューナーを手配後、ウレタン枠を作って固定する予定です。

ついでに以前WEB上でもアップしていた 「Ibanez TS-9 MOD TS-808」バルタンバージョンをもう一度ご紹介。

【ご注意!】
下記の技術情報はすべて自己責任で行っています。メーカー保証も受けられないですし、実際にモデファイ後、故障・不具合等になった場合でも当方は一切責任を負いません。試される方はすべて自己責任で行ってください。
各種テスターをお持ちでない方、回路図の意味がわからない方はご遠慮ください。


ギタリストの皆さんにはお馴染みのアイバニーズブランド TS-9 Tube Screamer の モデファイ TS-808(八百屋)仕様ですが、あまのじゃくな私は回路図と睨めっこして808仕様にした自己満足の作品ですから音の違いは・・・・??
とはいえ、オペアンプIC(JRC4558Dまたは4558DD)は値段が安いのでいくつか差替えて試した結果、ローノイズの4558DDに落ち着きました。

【回路図比較】
TS-9 MOD TS-808

①TS-9 に付いているオペアンプIC(東芝製TA75558P)を外してソケットを付けます。
②オリジナル808のレイセオン製RC4558Pは入手不能ですので、その改良版である新日本無線(JRC)製のNJM-4558Dまたはローノイズ仕様の4558DDを用意します。
③TS-9は808と根本的に設計が同じなので、違いを見つけるのが容易です。
  終段の抵抗を808と同じにするところまでで、私のモデファイはおしまい。

TS-9_808_4.jpg

耐圧が高いデッドストックの抵抗を使ったので100Ωだけデカいのがちょっと不自然ですね・・・
中身は国内向け MAXON ブランドと同じなのに、海外向けアイバニーズブランドのほうが安いというのはなぜでしょうか?
いずれにしてもクランチ系の音はSD-1やBD-2と比較されてますよね。



っということで、作成中のエフェクターボードは次回につづく・・・






先月、吹奏楽部(中学校)時代の恩師の訃報に接し、当時を回想しています。

中学生になり、最初はサッカー部に仮入部したものの、吹奏楽部の先輩から出身小学校の鼓笛隊トランペット1軍メンバーに入部勧誘があり、さっそく吹奏楽部で試奏体験することになりました。
吹奏楽部が県内でも有名だったこともあって、この段階で自分の中では吹奏楽部に入部することを前提にしていました。
トランペットや他の楽器もひと通り吹かせてもらい、最終的に選んだ楽器が金管楽器の中でも一番難しいとされるホルンでした。
コルネットやアルトホルンと迷ったものの、その音色だけでなく、マウスピースがトランペットよりも自分の小さい口にはベストだと感じたことが最大の理由です。

2年生からコンクールメンバーになれたのはとても嬉しかったのですが、その年に、第一回アンサンブルコンテストが行われることになり、まさか先輩方と一緒に出場するとは思ってもいなかったのでとても緊張したのを覚えています。
まして少人数のアンサンブルでは個々の実力がモロにわかってしまいますので、アインザッツや音符の長さはもちろん、他のパートの音を聞きながらブレンドさせることに、より一層神経を使うことが求められます。

実際には金管八重奏によるエントリーで県大会を経て代表となり関東大会に進むことになりましたが、如何せん初めてのコンテストですし、他の学校のことを意識する余裕など全くありません。
アンサンブルの練習は部活とは別に農協のホールなどを借りて夜遅くまでやった記憶が甦りました。
恩師も吹奏楽連盟の仕事などもあり、忙しい中指導していただきましたが、残念ながら全国大会に進むことはできませんでした。

金管八重奏で吹いた曲が初期バロック時代のイタリアの作曲家「ジョヴァンニ・ガブリエーリ」の「Canzon Noni Toni a8」という器楽曲で、悲しげな旋律から始まりフーガしていく曲です。
トランペットのきれいな音を汚してしまわないように音量や表現が過剰にならないようこころがけました。
というのもルネサンス期~バロック初期の譜面には臨時記号などが少ない曲が多く、教会の響きを朧気に想像することはできても、合奏練習する場所によって響きは違いますし、全員が同じ響きを意識するのは難しいと感じました。

今になって、とても人の縁を感じるのは、この時一緒にアンサンブルした先輩が、まさか自分の娘たちが通う中学校の吹奏楽部顧問として実際にお世話になるとは何という偶然なんでしょうか。
それは恩師の尽力で大きくしてきた吹奏楽部で学んだ多くの先輩方が恩師と同じ道を歩み、県代表となるバンドを母校だけでなくいくつも築いてこられた事こそが大変貴重で有難いことなのだと思います。
先輩方や同期・後輩のコーチ陣を含め、皆さんにとても感謝しています。

恩師である渡邉國臣先生にあらためて感謝したいと思います。
國臣先生!!本当にありがとうございました。
<國臣チルドレン第14期ホルンパートリーダー>



日本の吹奏楽教育とそのレベルは世界一と称され、中等学校教育において、ほとんどの学校に吹奏楽部があり、かつ個人所有ではない楽器が備わっている国は他にはありません。
欧米では一部の高所得者の子供たちがお金を払い地域のバンドやアカデミーに属して活動するのが一般的で、学校の備品として楽器が備わり、マーチングバンドやウィンドアンサンブルが学校単位で行われていることは少なく、むしろ稀です。

海外の音大教授や教育関係者が日本の吹奏楽教育を学びに来るそうですが、根本的に教育システムが異なる国々ですから、ただ驚くばかりで、本当にこの子たちが中学生や高校生なのか?とそのレベルの高さと教育環境に仰天して帰っていくそうです。(環境が違いすぎて参考にならないのでは?・・)

日本の有名スクールバンドは海外に招待され、その評価はとても高く、まさに「Wow, Amazing!」状態。
大学生や一般の市民バンドよりも日本の中学・高校生のほうが遥かにレベルは上です。
これはYOU TUBE等を見ても明らかです。
コロナ禍以前は毎年のように海外遠征する学校が多くあるくらいですし、世界的に有名な軍隊バンドなどが一堂に会するイベントでも日本の高校生バンドが招待され、観客や審査員を唖然とさせるほどです。

また、私の通っていた高校でも海外の高校生バンドが数年前に来て合同練習で交流したそうですし、日本の吹奏楽経験者人口がこれだけ多いことからも、世界一というのが頷けます。
また、国産楽器メーカーの存在も大きいと思います。
楽器を多く売るためとはいえ、楽器の質も量もそのシェアは世界中でいつも上位です。
逆に海外の管楽器メーカーは日本市場に期待しており、海外では日本製が売れる代わりに日本では海外製がよく売れるというわけです。
今うちにある管楽器もすべて海外製品ですからそんなもんですよね。
(昔買ったオーボエは国産でしたが・・・)

一方で全国大会常連の高校生たちだけでなく、吹奏楽経験者の多くがプロの音楽家を目指しているかというと、さにあらず!
私もそうですが、ほとんどの人はプロの音楽家を目指していませんし、女性お笑い芸人にも全国大会金賞経験者がいるくらいです。
日本の教育システムには賛否両論ありますが、世界に誇れる点がいくつもあることは事実です。
甲子園での全校応援や美爆音など、運動部との接点などを含め、日本独自の文化と発展をしてきた吹奏楽はここ神奈川県が発祥の地ですので、マーチングバンドを含めてさらに発展してほしいと感じます。
きっと元県吹奏楽連盟理事長だった國臣先生もそう思っていたと思います。